JIF - Japan Interface ご紹介

 JIF (Japan Interface for Language, Culture & Business-World)

 

JIFは人生の3分の2を海外に身を置く脱国境人としての主宰者が言語と文化と

経済の分野につき研鑽・実践した経験を基に編み出した活動媒体で、その根幹

になっているのがInterface「橋渡し」機能です。

 

 

               主宰者紹介

 

   日本における学問・職業経験(一橋大金融論、銀行外国部勤務)

   に続くヒマラヤ遠征(アフガニスタン、パキスタン、ネパールでの

   植村直巳達とのエベレスト直登)を背後にアジアからヨーロッパ

   に至る7500キロの陸路経由でデンマークを振り出しにヨーロッ

   パ移住。

   ケルン大学言語学科卒業、デュッセルドルフ大学言語学科講師を

   経てJIF主宰。この間(かん)日本企業二社でのコンサルティ ング

   並びにメッセ(ハノーバー機械メッセetc.)での講演その他の活動。

 

 

 

異文化に於ける生活・協働作業の中で最重要になっているのが言語インター

フェイスであることには今更多言を要しません。まただからこそ語学コース

JIFの中核活動となっています。

 

JIF語学コースの特徴

 

JIFは単に教科書に沿ってドイツ語を習って頂くだけの語学学校ではなく、慣れない外国に住まれる皆さんの日常に於ける広範な橋渡し(Interface)になることを目指しております。それがまた、JIFドイツ語コースが下記にありますように他校とは大きく異なっている背景でもあります。PR としてしきりに言われている「今すぐに使えるドイツ語」は言葉尻としては恰好いいのですが、肝心なのはどうすればそれが可能かということです。

 

それには先ず、既にドイツ語の現地で生活をしている人に取ってのドイツ語学習は日本で大学ないしテレビ講座による学習とは大きな違いがあることを認識し、現地で生活しているという事実を大きな利点として捉えることにより初めて可能になります。ただ単に教科書に出てきたこと、教師からあてがわれたことをpassiveに習うのでなく、自分が実際に直面したこと、知りたいことを受講者自らがぶつけてactiveに学習することが決め手です。正にその意味で、日本に於ける英語教育におけるカリキュラム的学習では余りにも緩慢且つ退屈になってしまいます。その国の言語を媒介とする現実の生活では、始めの半年は現在文、そのあとじわじわと過去時制の文が必要になってくる、という形で進んでいく訳ではありません。ドイツに来て二週間もしない内に、「済みません。昨日は病気だっんです/ 時間が無かっんです」といったセリフが必要になってくるのは当然ですよね。「済みませんが今おにぎり作る時間が無いんですTut mir leid, ich habe keine Zeit, Onigiri zu machen」とか「ここに駐車することは許されているんですか Ist es erlaubt, hier zu parken ?」といったドイツの日常で直ぐにも使わざるを得ないドイツ語のZu不定詞構文(英語のTo 不定詞構文に相当)も(英語学習開始してから二、三年経って始めて不定詞構文を習う日本の英語教育と同じ様に)ドイツを習い始めてから一、二年も経ってから初めて習うのでは遅すぎるだけでなく時間の無駄ですね。JIFでのドイツ語レッスンでは表向きはA1用とされている教科書を使って、もう初めの3,4か月で過去時制もこうした重要な構文もどんどん習ってしまうのです。成るべく沢山の教科書を買わせたい出版社、或いは成るべく長いこと受講してもらいたい語学学校の商業ベースに乗せられて習っていたら駐在期間が4・5年あっても初級レベル(A1/A2)を終了することもおぼつきません。 

これについては目下《ネットでデュッセル》連載中のJIF言語学講座もご参考下さい。

 

JIF各種語学コース

 

  家庭の主婦の為のJIFドイツ語グループ・レッスン

 

毎回教科書に沿ったレッスンを始める前の20分程は、受講者は(例えば前日の買い物,或いは週末外出の際に)実際に必要に迫られたこと、目下迫られていることに付き何でも日本語で質問する(その為にもJIFの独日英トリリンガル教師によるドイツ語コースは他校より幾分長めの百分レッスン)。その際、知りたいことの中に未だ教科書では習っていない文法事項が入っていても「それは、いつかその内に」でなく、どんなことでも目下現実に必要なことは取り敢えずその場で解決してしまうのです。現実の必要に迫られたことをその場で習ってゆくという可能性の無いただ教科書だけに頼ったレッスンでは「今すぐに使えるドイツ語」は鏡の餅に過ぎません。

   JIFグループレッスンは最大限6人、通常3人ないし4人の少人数クラスに限(6人以上のグループレッスンは効果半減),

   週2回月水または火木9:40 - 11:20または11:30 – 13:10100)の定例レッスン以外にメールによる緊急質問にも対

   応。

      尚、託児は経験豊富な優しい先生により教室に隣接している安全且つ清潔な託児室で行われますので安心してレッス

      に専念出来ます。

 

                 受講料 : 月(8回)180 

                 託児料  月(8回) 30    €

 

    

 

  駐在員向けJIFドイツ語/英語個人レッスン

 

   ドイツに住み、ドイツ人,或いはその他のヨーロッパ人とのビジネス活動に明け暮れるビジネスマンには、具体的なビ

   ジネス交渉に必要な会話及びビジネスメールの書き方といった実用的な内容は当然のこと、目下ドイツ、ヨーロッパを揺

      るがしている時事問題(例えばイギリスのEU脱退/特に今年はドイツの方向を決定する選挙年/ 避難民問題etc.) を含むド

      イツ、ヨーロッパの政治・社会・経済に関わる一般情報並びにそれに関わる用語も取り込んだ語学学習が有効と思われま

      す。私達日本人は一般的に外国について学ぶことには熱心・勤勉なのに意外に自分のこと、自社のこと、或いはまた自ら

      の国、文化につ いて自分の方から情報発信するということには余り積極的ではありません。ただ、これだけははっきりし

   ています。自分にとって重要且つ熟知している自社製品については言うまでもなく、自国のことを説明する為に習った

   要用語・構文というのは実に明確に記憶装置に定着するものです。例えば日本の地理的特徴についても、日本はドイツよ

   りやや大きいが、ドイツの70に対して日本は 30  %だけが可住面積、ドイツは9つの国と国境を接した大陸内の国

   家、日本は海に囲まれた島国、だからドイツの大都市は全て川沿い、日本の大都市は殆ど海岸、特に湾沿い、ドイツは北

   半分は全くの平地、日独とも資源は乏しいが日本は列島内の背骨のように北から南まで至るところに火山を含む山が連な

   り、常に各種自然災害にさらされている。こうした不利な条件を克服し先進工業国家となっている日本の政治経済の中

    心関東地方は我々がドイツで住んでいるノートライン・ヴェストファーレン州(NRW)とほぼ同面積だが、関東平野の

   人口はNRWの二倍以上で、そのまた三分の二が東京湾周辺に集中、といった日本の経済地理に関する基本的情報と並ん

   でドイツ語の教科書だけに頼る授業では決して出会うこともない、人口、国境、島国、県、半島、湾 (日本経済の大動脈

   とも言える東京湾、伊勢湾、大阪湾)、経済大国、製造業、半導体といった重要基本用語だけでなく、日独比較とい

   う枠組の中で比較級構文なども具体的・現実的な事実の説明として学ぶのです。日本史の核心部でもある武家政治/幕府

  (将軍が行った政治だから独語でShogunat,英語ではshogunate)から明治維新(ドイツ語Meiji-Restauration / Meiji-

      Erneuerung,英語 meiji-restoration)への移行とった程度のこともドイツ語或いは英語で説明してあげたいものです。

      或いは国際的にますます人気を高めている日本食文化についても、寿司と言えば生魚が乗っているご飯としか知らないド

      イツ人に寿司の定義「米酢で味付けしたご飯」(だからお稲荷さんもスシであり、そこがおにぎりとの違いといったこと

      も一目瞭然)を教えてあげる。また文化の問題としては、六世紀にドイツに入って来たキリスト教と全く同様六世紀に日

      本に渡来した仏教(ドイツ語Buddhismus英語Buddhismが本来は異教であったのに対して、神道(ドイツ語

      Shintoismus 英語 shintoism)は日本古来の自然宗教といった、日本に関する基本的情報を積極的に発信する練習も真に

      activeな外国語学習の一端です。因みに日本の学校英語教育ではこの視点が完全に欠落していたと言えますこうした意

      味でもJIF は文化・教養の架け橋 interfaceとしての役割も果たしたい、という抱負を持っております。

 

   最後に, JIFは複数言語、特に英独両言語の言語学的インターフェイスの役割も果たしています。ヨーロッパは親戚関係に

   ある複数言語のルツボ。特に英語とドイツ語の西ゲルマン語としての密接な関係は語彙・文法全ての領域に見られます。

   このことはまた、この両言語の類似性ないし相違(前述「JIF語学講座」参照)を意識化した学習法には複数の利点があ

   ることを意味しています。語彙の領域については例えば英語のd/pがドイツ語の t/fに対応している単語(例えば英語の

   deepがドイツ語のtiefに対応)が無数にあるといったことに目を付け、レッスンの中でそれを指摘することによりドイツ語

   単語が記憶装置に入りやすいという利点があります。

 

              JIF/独プライベートレッスン 受講料 :  (4回,各90分) 240  €

                                         平日18時以降 (出張その他の事情での緊急振替え要望  にも柔軟に対応。週末レッスンも可

 

   児童英語ドイツ語/レッスン : 3ヶ月で小2,3の英会話・単語力を中2,3以上のレベルに!

 

      学校英語と現地語としてのドイツ語の学習のどちらを優先すべきかの葛藤を応用言語学のアプローチに

      より解消。尚、英独混同の問題については、「ネットでデュッセル」連載「JIF 語学講座」Ⅱドイツ語

      の学び方②参照。  ただ本人乃至両親の意向・希望により、英語中心/ドイツ語中心の選択可能。児童

      向けレッスンに付いても、進学のみを念頭においた教科書だけに頼る硬直的な学習を排して、小学生に

      ついても「君は日本の何県から来たの?Which prefecture do you come from ?/ 「僕は兵庫県から来ま

      した。 詳しく言うと神戸から I come from Hyogo prefecture.More exactly from Kobe.」といった子供達

         の現実に関わる会話文に始まり「今日は学校でどの科目を習ったの? Which school subjects did you learn

                           at school today」といった過去形が入る文も導入してしまいます。大人だけでなく子供も自分の日常生活

                           に関することの方が、ましてやその日にあったことの方が現実味があって面白いのです。

        「詳しく言うと」などという表現は未だ習う必要もない、と(英語教師も含め)多くの人は思ってしまい

      ますが子供は大人が思うより遥かに創造的な積極性を備えています。「詳しく言うと神戸」と言えた子供

      は「もっと詳しくいうと長田区」と自分から言いたくなるのです。こうした子供の自発的な発話意欲を

      引き出してあげることが決定的なのです。子供はまたprefectureとか school subjectとかいった幾分長く

      発音的にもやや難しい単語・表現を覚えることにごく自然な挑戦を感じてくれるのです。

      小2,3の子供も教科書だけに頼らない英会話中心レッスンにより3ヶ月で過去、現在完了、そして単文

      だけでなく重文・複文にも自然に慣れ中2、3のレベルに達します。単語力としては、日本を語る上で

      必須のisland, peninsula, bay. borderといった単語も導入して、Where is Kawasaki located ? It´ is located

                           on the bay of Tokyo.といった自分の国に関すること、或いは 「世界で二番目に大きい国はどこ?」

      What´` is the second biggest country in the world ? といった未だ学校でも習っていない世界のことに

      ついても、いや、子供はむしろだからこそ目を輝かせて言いたいと思うんですね。こういった会話練習

      では世界地図を子供達と一緒に見ながら会話練習するのです。英語の勉強であっても子供が潜在的に持

      っている知的好奇心・想像力を引き伸ばしてあげることが決定的に重要です。

      単に動物の名前であっても少し長くて変わったhippopotamus 河馬, rhinocerus サイなどといった単語を

      嬉々として覚えようとして次回のレッスンの時には得意になって言おうとするのです。勿論「今日学校で

      何の課目習ったの」Which school subjects did you learn at school today ? などという、その日にあった

      実際の出来事だったらますます興味を持って過去・現在に関係なく、どうということなくToday I learned

      social study, science and calligraphy at shool と、さらりと答えて多くの中学生がどういう訳か未だに

      知らない社会科、理科, 習字といった当然知っておくべき教科に関する単語も、面白がって(書いたものを

      見なくても、いやむしろ見ないからこそ)教師の口から出てきた発音通りに覚えてしまうのです。

                           JIF子供英会話レッスンでは短い休み時間に、毎回一人ひとりの子供に何種類かのお菓子類を小さなきれいな

      器に入れたおやつを飲み物(炭酸入り、炭酸無し)と一緒にに出していますが、これは必ずしも学校のあと、

      または遊び・スポーツの後お腹を空かしている子供達にゆったりと楽しい思いをしてもらいたい、という

      意味だけでは無いのです。3,40分勉強したところで子供達は「先生、済みません、お腹空いちゃったんです」

      とか「私は炭酸無しのジュースを下さい」とか最近は子供達があっさりと「もう少し(クラッカーのお替わり)

      もらえませんか」May I have a little bit more ----? といった表現も気楽に言えるようになっています。こうした

      表現は他にも将来「もう少しお時間頂けませんか」とか「もう少しご静聴願い致します」May I have a little bit

      more  attention please ? といった表現のように英語の haveは学校英語で決まりきったように習う「持っている」

      という意味だけで使うのでないことを小学校低学年のレベルで既に慣れてもらう為にも重要な練習なのです。

 

                            

 

 

                 少人数クラス(6人まで): 週1回月4回、各80分 100 € /一人/月

                                                           週2回月8回、各80分 150 €/ 一人/月

                             

                              

JIF  helping service 

 

 学生だけでなく外国旅行をすることなどがごく当たり前になってきた時代とは言え、慣れない外国で、しかも小さい子供を

 抱えて生活をするということは決して容易ではありませんね。子供が突然真夜中に病気になり救急車を呼ぶ、交通事故・空

 き巣狙いに遭った時警察と連絡を取る、といった状況では、未だ習いたてのドイツ語では手も足も出ない、というのはごく

 当然です。こうした時に初めて受講者はJIF の名称interface「架け橋」の由来を実感される筈です。家に関することは何

 でも助けてくれると約束していた不動産屋も知 らんぷりをする空き巣事件についても交通事故での警察とのやり取 りにつ

 いてもJIFが直ちに助っ人をやってきたのは過去も現在も変わりません。

 

 JIFの教室 :    Düsseldorf-Niederkassel, Lewitstr. 37

                              日本人学校から100m、日本食スーパー「和洋」の背後のビルの(日本式)二階

        ビルの玄関ドアを入ったところにある表札Sato (JIF)のベルを押して下さい。

                               

       Mail : SatoJapanInterface @ t-online.de

                                 電話 0211-38738172

                                 (成るべくメールにてご連絡下さい。直ちにお返事致します)